* Korin Koron * の思い

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昨日11月5日、私達夫婦の結婚式から13年経った事になります。

主人は、高校1年の時に
体育館の近くでクラスの違う私に一目惚れしたそうです。

周りの人は主人の気持ちを聞いていて、
私も何度も耳にした事はあるのですが、
私が本人から聞いたことは無いまま卒業しました。

私は高校3年間、大学4年間、
それぞれ別の方と真剣にお付き合いしていたし、
2,3年生で同じクラスになっても
主人と話す機会は殆どありませんでした。

私は出来れば同じ人と長く付き合って、
同じ時間を過ごし、
最期まで1人を愛し続けたいと思っていたので
お付き合いをしていれば、
他の方に目が行くことは全くありませんでした。

大学時代、主人から毎年誕生日になると
薔薇の花束やハーブティーセットが
送られてきました。
その時にもおめでとうのメッセージ位で、
他には特に書いてはありませんでした。
なので、友達として受け取り主人の誕生日に
私もプレゼントを送りました。

大学4年間お付き合いした彼と私は、
それぞれ地元に戻り就職しました。
数年したら迎えに来てくれて結婚すると
思っていました。
でも、ポケベルも携帯電話も無い時代、
お互い忙しくなって連絡もなかなか出来ず
心まで離れていってしまいました。

その後、
色々素敵な方達との出会いがありましたが
結婚を考える事が出来ない自分がいました。
仕事にも慣れてきて楽しくなったら
仕事の事でいっぱいになりました。

そんな時に、
渋谷に中村勘九郎さんの歌舞伎『四谷怪談』を
観に行かないかと職場で話があがり観に行く事に。
主人から東京に来る事があったら
連絡をしてと言われていたので、
彼もいない時だからと連絡をしてみました。

歌舞伎が終わったのが思っていたよりも遅かったので、
会えないなと思ったのですが、会うことになり、
初めて2人で会いました。

その頃は恋人が欲しいなんて思っていない時で、
主人の事は
それまでクラスメイトだった1人としか
思っていなかったのに、
会って横浜のみらい２１で観覧車に乗ったり、
食事をしたりしているうちに、
「あれ・・・？この人なのかな？機が熟したってこの事なのかな？」
と思えてきました。

帰りが遅くなり、静岡まで送ってもうらうことになり、
助手席に座っていたらとても居心地が良くて・・・。
その日も結局、主人の気持ちを聞かなかったのですが、
次の週から週末になると川崎から会いに来てくれました。

それからが早くて・・・。
夏にはそれぞれの実家に行き来して、両家で食事会。
プロポーズも無いまま(主人はしたというのですが)
ブライダルフェアへ・・・。
1年もしないうちに結納。
1年半後には結婚式。
この時程、運命を感じたことはありません。

知り合ってから23年。
結婚式から13年。笑いあり涙あり、本当に色々ありました。

記念日にはお互いケーキを買ってきて
家族揃ってお祝いをしました
子供達もやはり夫婦で仲良くしているのが嬉しくて
大喜び